公務員試験技術職(化学)勉強広場

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技術系の公務員試験の勉強法を紹介します。職種は技術職(化学)です。一般教養は行政と技術の区分なしで、専門試験は希少な化学を専門とする方の参考になれば。

【公務員試験】一般教養の過去問分析ですべき6つのこと 

本記事では、公務員試験受験を決めた方が最初に行うべき過去問分析の方法を紹介します。過去問分析では5つのことやりましょう。

本記事で説明するのは、一般教養試験の過去問分析のやり方です。行政職(文系)、技術職(理系)で一般教養試験は共通ですので、文理問わずご覧ください

技術職で専門試験に化学を選択される方向けに、

専門試験の過去問分析のやり方も、こちらで紹介しています。

公務員試験専門化学の過去分析ですべき6つのこと

積み上げられた本

1.はじめに

まずは、過去問分析の重要性について述べます。

過去問の分析により、効率的に勉強を行うことができます。短期間で公務員試験に合格するには過去問分析は必須です。

抽象的で分かりにくいと思います。過去問分析の重要性は本記事でも簡単に説明しますが、以下で詳しく紹介しています。

公務員試験の勉強前に過去問分析は必須

合わせてご覧ください。

2.過去問の入手

過去問が手元になければ、過去問の分析なんてできません。そこで、まずは過去問を入手しましょう。

一般教養試験の過去問市販されているので、購入できます。国家公務員試験の問題は人事院に請求しても、入手可能です。しかし、正答番号は記載されているものの、解説は記載されていないので、人事院から入手した過去問を使用することはおすすめしません。

また、地方公務員試験の過去問は自治体別には販売されていません。全国の公務員試験で出題されたものからの抜粋という形で記載されているので、ご注意ください。

各自が受験する公務員試験の過去問を購入してください。以下が、市販されている公務員試験の過去問です。

『国家総合職(大卒)教養試験過去問500 2019年度』

『国家一般職(大卒)教養試験過去問500 2019年度』

『地方上級教養試験過去問500 2019年度』

『東京都・特別区(1類)教養・専門試験過去問500 2019年度』

『国家専門職(大卒)教養・専門試験過去問500 2019年度』

『市役所上・中級教養・専門試験過去問500 2019年度』

3.過去問分析のやり方

具体的過去問の分析法に移ります。過去問の入手ができたら、早速、分析しましょう。
過去問分析ですべきことは以下の5つです。

(I) 過去問を解く

一般教養の過去問分析は、実際に問題を解きましょう。この時、国家公務員試験の過去問の分析をされる方は、問題の端に年度が振られているので、一年分の問題を本試験と同じ時間で解いてみましょう。

過去問は年度の新しい問題から解きましょう。年度の新しい問題を、本番前の予行練習にとっておきたい気持ちはわかります。(筆者も、予行練習はしたい派です。)

しかし、古い年度の問題は、試験の課程が異なり難易度も異なります。そのため、古い年度から解くことは絶対にしてはいけけません。また、問題の出題範囲や傾向も異なります。そのため、年度の新しい問題から過去問の分析に取りかかりましょう。

また、問題を解く際は、各問題ごとに時間を計りながら解きましょう過去問分析の段階で制限時間を設ける必要はないので、解けるのに要した時間を記録しておきましょう。これは、一年分の問題を本番と同じ時間で解く方も行ってください。一年分の時間を計りつつも、各問題に要した時間も計測しましょう。

実際に解くと、解くのに時間がかかる方、難しく感じる方が多数だと思います。時間を決めて解いた場合、時間が足りない方が大多数だと思います。時間内に解き終わらなかった方は、どこまで解けたかを記録して、残りの問題を解き、答え合わせをしましょう。時間内に解き終えて、7割以上常に取れる方は、一般教養を勉強する必要ないでしょう。

(II) 解説を読む

答え合わせをした後、一通り解説を読みましょう。解けなった問題間違えた問題解説と解き方が異なった問題要確認です。解説を読んで自分が思いつかなかった部分、間違えた部分を確認しましょう。また、解説と自分の解き方が異なった問題は、どちらの解き方が早く解けるか考えましょう。

(III) 苦手を知る

次に、解けなかった問題間違えた問題時間を要した問題分野を確認しましょう。分野とは、過去問集の上部に書いてある、文章理解、数的推理、時事等です。

解けなかった問題、間違えた問題、時間を要した問題の数が多い分野が、あなたの苦手分野です。そして、この苦手を克服することが、得点率の上昇につながります。苦手を潰すための勉強が効率的な勉強です。

苦手分野が多い方は、以下の科目の順番で、勉強を始めればよいと思います。

一般教養科目の勉強順
他のサイトや書籍でも説明されていますが、勉強の結果が出るまで最も時間を要するのが、算数系です。また、理系でも算数系の問題が苦手な方もいると思います。別に恥ずかしことはありません。重要なのはきちんと苦手であることを自覚して、勉強することです。(筆者も理系ですが、何を隠そう算数系の問題が苦手でした。)

公務員試験の知識系の問題は、分野の幅が広すぎます。全ての分野を網羅することは、困難です。勉強時間がいくらあっても足りません。全く知らない分野は最初から勉強せず、捨てて構わないでしょう。(筆者も全く知らない、経済、政治などの公民系の問題は勉強せず捨てました。)(公民でも時事と倫理は頑張りました。)文系の方は、物理、化学、生物は捨てて構わないと思います。

(IV) 出題傾向を知る

各分野の問題の傾向も分析しましょう。

同じ分野でも公務員試験の種類が異なれば、出題されやすい問題が異なります。自分が受験する公務員試験で、出題されやすい問題を確認してください。

一般教養試験の出題傾向説明

この傾向を知ると、さらに勉強の効率化が図れます。苦手分野の勉強をする時に、より出題されやすい種類の問題から勉強を始め、重点的に学習すれば良いのです。

時間のない方は、最悪出題されにくい種類の問題は勉強しなくていいかもしれません。筆者もそうでした。

また、国家公務員試験のように、年度別の過去問の問題が全てわかる場合、出題される各分野の問題の量がわかります。そのため、勉強の優先順位を決めるのに役立つと思います。

(V) 難易度を知る

出題される各分野の問題の難易度を知りましょう。

各分野の難易度がわかれば、問題集を購入して勉強する際に、解くべき問題と、解く必要のない問題を見極めることができるようになります。

市販の問題集の中には、明らかに難易度を逸脱した問題が多くあります。このような問題集の中から、適切な難易度の問題を選択勉強を効率化できます。

(VI) 時間配分を決める

上記でも述べましたが、一般教養試験は時間が足りない方が多いと思います。過去問分析を通して各問題にかける時間配分を決めましょう。

各分野ごとに一問平均およそ何分くらいかかるか調べましょう。そして、自分の得意と苦手に応じて、最終的に各分野の問題を何分で解くか決めましょう。

また、一般教養試験の場合、全ての問題を解かずとも合格可能です。6割以上取れれば、専門多肢と記述で失敗しない限り問題ないでしょう。そのため、各分野の目標時間を合計した時間が、多少本試験の試験時間を超えても構いません。苦手分野や時間のかかる分野を後回しにして、得点できる問題を得点していけばよいのです。時間が足りずに、多少解き残しがあっても合格点には到達できます。(筆者もそうでした。)

この決めた時間は、実際に勉強を進めていくことで変更して構いません。通常、一問当たりにかかる時間は、次第に短くなります。一方、正確性を求めるために、敢えて時間をかける問題を設定しておくのもありです。各分野に掛ける時間を変更してみて、自分にとって最適な時間配分を見つけてください。

より詳細な筆者の時間配分は以下に掲載しています。

一般教養試験の時間配分の例(筆者の場合)

4.分析すべき過去問の量

続いて分析すべき過去問の量です。これには、個人差があると思います。また、目的にもよります。

単純に、過去問を解いて、問題の形式や時間配分、苦手な分野を知るだけなら、2~3年分で良いと思います。

一方、出題傾向を知るには2~3年分では心許ないです。特に、知識問題の場合は各年一問という場合が多いので、2~3年分では出題傾向は把握できません。知識問題の出題傾向を理解するには5年分は最低でも必要です。

知識問題は問題を解かずに、問題文を読んですぐ解答解説を読むことで、各分野の出題傾向や難易度を、より正確に判断できます。過去問集に記載されている同課程の全問題に、目を通してから判断した方が良いでしょう。

5.まとめ

一般教養試験の過去問分析ですべきこと

  1. 過去問を解く
  2. 解説を読む
  3. 苦手を知る
  4. 出題傾向を知る
  5. 難易度を知る
  6. 時間配分を決める