公務員試験技術職(化学)勉強広場

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技術系の公務員試験の勉強法を紹介します。職種は技術職(化学)です。一般教養は行政と技術の区分なしで、専門試験は希少な化学を専門とする方の参考になれば。

【公務員試験】専門試験(化学)の過去問分析ですべき5つのこと

本記事では、公務員試験受験を決めた方が最初に行うべき過去問分析の方法を紹介します。

本記事で説明するのは、専門試験(化学)の過去問分析についてです。技術職(理系)公務員を目指す方の中で、化学専門試験で受験する方向けです。

地方公務員試験で、過去問の入手ができない方の参考にはならないと思います。ご了承ください。

国家公務員試験は、人事院に請求すれば入手可能ですので、受験される方は入手しましょう。

一般教養試験の過去問分析の方法はこちらで紹介しています。技術職(理系)で化学を専門とする方はもちろん、化学を専門としない方、行政(文系)の方も参考になるかと思います。

公務員試験一般教養の過去分析ですべき6つのこと - 公務員試験技術職(化学)の勉強広場

分子の配列

1.はじめに

まずは、過去問分析の重要性について述べます。

過去問の分析を行うことで効率的に勉強を行うことができます。これは過去問が勉強の指針となるからです。短期間で公務員試験に合格するためには、過去問分析は必須です。

抽象的で分かりにくい方が多いと思います。本記事でも簡単に説明しますが、これに関しては、公務員試験の受験を決めた方が、過去問分析をすべき4つの理由で紹介しています。合わせてご覧ください。

公務員試験の勉強でまず過去問分析をすべき4つの理由 - 理系公務員試験(化学)の勉強広場

2.過去問の入手

過去問分析をするためには、過去問が必要です。

一般教養試験の過去問は市販されていますが、技術職(理系)で、さらに化学を専門試験で受験する方向けの過去問集は、ほぼ販売されていません。

市販で売られている公務員試験用参考書籍は

  • スーパー過去問ゼミ化学
  • 化学の頻出問題

くらいでしょう。これらの書籍は、使い方が正しければ非常に有用ですが、使い方を誤れば、本試験での失敗をも引き起こしかねません。少し具体的に説明すると、本試験の出題の傾向と難易度の誤認を引き起こしてしまいます。

本試験の出題傾向と難易度を正確に把握するためには、過去問が不可欠です。国家公務員試験を受験される方は、必ず人事院から取りよせましょう。地方公務員試験を受験される方は、過去問が入手可能なら入手しましょう。

3.過去問の量

分析すべき過去問の量です。これには、個人差があると思います。ただし、課程の異なる過去問の分析を行う必要はないと思います。

筆者の場合、国家一般職の過去問は5年分解いて分析を行いました。5年程度で十分かと思います。

※地方公務員試験に関しては、入手できなかったので分析は行いませんでした。 /p>

4.過去問分析のやり方

具体的過去問の分析法に移ります。過去問分析ですべきことは以下の5つです。

(I) 過去問を解く

最初は、入手した過去問を解きましょう。専門試験に化学を選択された方は、時間にはゆとりがあるので、気にしなくてもよいのですが、一応本試験通り計りましょう。

終われば答え合わせです。

丸つけが終われば、間違えたところの解説が読みたくなりますが、入手した過去問に正答は付いていますが、解説は付いていませんので、解説は読めません。気になる問題があれば、自分で書籍を開いて調べましょう。

筆者の場合、間違えた部分は印だけつけて、放置しました。そして、勉強中に関連する部分に遭遇したら、間違えた部分を確認する程度でした。この程度で十分だと思います。

間違えた問題の訂正よりも、すべきことがあります。それが、以下です。

(II) 出題傾向を知る

間違えた問題の訂正よりも大切なことがあります。その中の一つが、出題傾向を知ることです。

公務員試験の化学は、(一般化学)、物理化学、無機化学有機化学、生物化学、化学工学の分野に大別されます。これは、一般的分類とも、大きくかけ離れていないでしょう。

しかし、この分類の仕方は幅が広すぎます。各分野の中でも、この種類の問題が出題されやすいという傾向があるはずです。また、問われ方にも傾向があります。5年分程度の問題を解けばこの程度の傾向はつかめるはずです。

分野」と「種類」の違い
   分野・・・化学の大きな分類
      (一般化学)、物理化学、無機化学有機化学、生物化学、化学工学
   種類・・・分野の中での問題の分類
      分野:有機化学  種類:立体異性体、反応機構、有機物の性質等

出題傾向を知ることで、無駄な勉強を省くことができ、勉強を効率化できます。ある分野の中でも、出題されない種類の勉強をせずに済むからです。 

(III) 出題形式を知る

本試験の過去問と、市販のスーパー過去問ゼミ化学を見比べるとわかると思いますが、同じ選択問題でも、形式が本試験と違うと思います。

スーパー過去問ゼミ化学の場合、本試験と比べると選択肢の組み合わせが少ないです。
すなわち、スーパー過去問ゼミ化学は、その出題形式のために、本試験より易しい問題の方が多いです。これには理由がありますが、ここでは省きます。

すなわち、本試験の出題形式は、本試験の過去問を解かなければ実感できないということです。正規の過去問を解くことで、形式に慣れることができますし、形式により生じる難易度を理解できるのです。

(IV) 難易度を知る

本試験の難易度も、出題形式と同じです。本試験の過去問を解かなければ実感できません。正規の過去問を解くことで、正確な難易度を知ることができます。難易度も、5年分程度の過去問を解けばわかるでしょう。

化学の頻出問題という市販の問題集があります。公務員試験の過去問やオリジナル問題が記載されていますが、国家一般職や地方上級の過去問に比べると難易度が高すぎる問題が多くあります。(国家総合職レベルとの比較はわかりません。すいません。)国一般職や地方上級レベルでは、化学の頻出問題に記載されている問題が全て解けるレベルになる必要はありません。

本試験の難易度を理解しておけば、到達すべきレベルがわかります。目標とするレベルを正確に把握しておけば、無駄な勉強を省けます。すなわち、難易度を知ることが勉強の効率化につながります。

(V) 苦手を知る

さらに、過去問の分析を行い苦手 を知ることでも、勉強の効率化を図れます。苦手を克服するための勉強を重点的に行うことで、試験の点数を効率的に上げることができます。

※ここでの苦手とは、自身の持っている苦手意識とは関係ありません。 苦手意識のある分野でも、公務員試験の問題が解けるなら苦手ではないです。5年分程度過去問を解いて、解けない類似問題が公務員試験における苦手です。

そのため、本試験の過去問を実際に解かなければ、本当の苦手は発見できません。苦手を発見せずに勉強しても、効率的に勉強ができているとは言えません。

苦手を発見し、克服する勉強を行うことで、勉強の効率化が図れます。

5.まとめ

  • 過去問分析により勉強の効率化
  • 専門試験(化学)は正規の過去問を入手
       国家公務員:人事院に請求
       地方上級:入手可能なら入手すべき
  • 5年分程度過去問を解けば十分
  • 過去問分析ですべき5つのこと
        (I) 過去問を解く
        (II) 出題傾向を知る
        (III) 出題形式を知る
        (VI) 難易度を知る
        (V) 苦手を知る