本記事では、技術系公務員(理系)を、化学区分で受験される方向けに、記述試験での文章の書き方で注意すべき読める字の使用についてです。
記述試験における文章の書き方全般については以下を参考にしてください。
本記事が対象としているのは、国家一般職、地方上級を受験される方です。
読める字の使用で注意すべきことは以下です。
- 楷書で判別できる字を使用
- 大きめの字を使用
1.楷書で判別できる字を使用
記述試験は手書きですので、読み手が文章を読めなければ意味がありません。記述試験では、書道家が書くような美しく、綺麗な字を書く必要はありません。楷書で判別できる字を使用しましょう。
読み手が文章を読んでいる途中で、「何て書いてあるんだ。」と思うような字は、内容や文の構成、文章の構成が優れていても、だめです。読者が、自分のペースで読んでてたのに、読めない字がある箇所で強制的に立ち止まらなければいけなくなります。
逆に、上記のように思われなければ、綺麗な字ではなくても大丈夫です。止め、はねもある程度なら無視して大丈夫です。
2.大きめの字でを使用
字はバランスもよくて綺麗なのに、字が小さくて読みにくいとう方がいます。このような方も、読者は読みにくいです。大きめの字を使うようにしましょう。
上記でも述べましたが、読者には読書の読む速度があります。字が小さいがために、文章が読みにくくて、自分の速度で文章を読めないと、内容を理解するのに時間がかかります。そうなると、文章自体は優れていても、読者にとって分かりにくい文章となり評価は低くなります。
字の小さい方は、文章全体が小さい字で書かれているため、文章全体が読みにくく、数文字判別が難しい字になっている方よりも、評価が低くなるかもしれません。綺麗な字で書けているのにもったいないです。
3.まとめ
- 楷書で判別できる字を使用
- 大きめの字を使用