公務員試験技術職(化学)勉強広場

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技術系の公務員試験の勉強法を紹介します。職種は技術職(化学)です。一般教養は行政と技術の区分なしで、専門試験は希少な化学を専門とする方の参考になれば。

【技術系公務員(化学)】記述試験のお題分析

本記事では技術系公務員国家一般職(理系)を、専門化学受験される方向けに、記述試験のお題分析を行っています。理系公務員の場合、記述試験対策の書籍が市販されていません。そこで、過去問のお題分析をすることで、記述試験の対策が可能となります。

本記事が対象としているのは、国家一般職を受験される方です。地方上級は自治体によって、記述試験の出題形式が異なるので、一概に扱うことはできません。そのため、本記事では扱っていません。ご了承ください。

紙にペンで文章を書いている

1.はじめに

記述試験の文章の内容の対策をする前に、出題形式を事前に知らなければ対策できません。

国家一般職の出題形式は以下です。

お題を与えられ、化学の知識や技術に基づいて記述させる問題

2.過去問の入手

出題形式についてはわかっていただけたと思います。しかし、出題形式がわかっただけでは、具体的対策はできません。出題形式がわかっても、お題の内容によって対策の仕方が変わります。つまり、お題分析が必要です。 

お題分析をするためには、過去問を入手するしかありません。

記述試験以外に専門試験の対策にも、過去問は必要です。詳しくはこちらをご覧ください。

公務員試験の勉強でまず過去問分析をすべき4つの理由 - 理系公務員試験(化学)の勉強広場

3.お題の共通内容

過去問を入手した方は、わかると思いますが、様々なお題があります。(具体的内容には触れません。ご自身で入手して確認しください。)

しかし、どのお題でも1つ共通していることがあります。それは、

一般の人にわかるように説明せよ。」

というところです。

これは、専門用語はできるだけ用いずに説明せよということです。また専門用語を用いる場合は、きちんと説明せよということです。言い換えれば、自分が書くネタについて十分理解していて、噛み砕いて説明する必要があります。

解答する際は、この点に気をつけましょう。化学の専門家を相手にした文章はおそらく、評価されません。

4.お題は2タイプに分類

続いて、お題の分類です。 出題内容は様々ですが、お題は2タイプに分類できます。

  1. 自身の専門分野を活かせる問題(大学の卒業研究を活かせるお題)
  2. 自身の専門分野を活かせない問題

ここで、文章の内容で事前に対策可能なのは、1の「自身の専門分野を活かせる問題」です。以降ではこれを見極める方法について述べます。

2の専門分野を活かせない問題に当たった場合は、その場で考えて記述するしかありません。

5.専門分野を活かせるか判断

自身の専門知識を活かせるお題かどうかは、問題文を読めばわかります。

詳しくは書きませんが、技術、実験手法や物質について述べよといった問題には、専門知識が活かせる可能性が高いです。他にも専門知識を活かそうと思えば活かせる問題もあります。(詳しくはご自身で過去問を入手して見てください)

お題を読み、自身の専門分野の話を使って解答できないか考えましょう。無理矢理にでも、自分の専門を活かして書くつもりで考えてもいいかもしれません。(問題文が定める条件設定を無視しなければ大丈夫です。)

自身の専門分野の話のネタは事前に作成しておきます。作成法はこちらをご覧ください。

【技術系公務員(化学)】国家一般向け記述試験の文章内容対策

以下が自分の専門分野のネタの例です。

  • 注目されている物質、技術
  • 商品化された物質、技術
  • 簡単に行える実験
  • 特徴的実験
  • 注目されている物質や技術の他の用途への展開
  • 使われる試験、評価法
  • 望まれている技術、物質の性質とその現状    など

これらの持ちネタを活かして、お題に対し解答ができないか考えます。

そして、

解答可能 専門分野を活かせる問題
解答不可能専門分野を活かせない問題

と分類します。

同じお題でも、専門分野や持ちネタの種類によって、専門分野を活かせる問題かそうでないかは変わります。専門分野についてはどうにもなりませんが、持ちネタの種類は増やしましょう。

6.まとめ

  • 国家一般職の記述試験の問題の出題形式は「お題を与えられ、化学の知識に基づいて記述させる問題」
  • 記述試験対策には過去問必須
  • すべてのお題に共通していることは、「一般の人にわかるように説明せよ。」
  • お題は2タイプに分類可能
     (i)自身の専門分野を活かせる問題 → 対策可能
     (ii)自身の専門分野を活かせない問題 → 対策不可能
  • 事前に作成したネタを活かせる問題 → 専門分野を活かせる問題