公務員試験技術職(化学)勉強広場

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技術系の公務員試験の勉強法を紹介します。職種は技術職(化学)です。一般教養は行政と技術の区分なしで、専門試験は希少な化学を専門とする方の参考になれば。

【技術系公務員(化学)】記述試験で評価が低くなる2つの答案

本記事は、技術系公務員(理系)を、化学区分で受験される方が対象です。本記事では、記述試験で評価が低くなると考えらる答案について、紹介します。また、改善策も紹介します

記述試験の概要についてはこちらで紹介しています。

【理系公務員(化学)】記述試験ですべき2つの対策

記述試験の対策としてできることは、文章の書き方文章の内容です。これらに関しては以下で紹介しています。

文章の書き方

【理系公務員(化学)】記述試験における文章の書き方-前半

【理系公務員(化学)】記述試験における文章の書き方-後半

文章の内容

【理系公務員(化学)】記述試験のお題分析

【理系公務員(化学)】国家一般向け記述試験の文章内容対策

しかし、文章の書き方も内容も良かったとしも本記事で指摘するような答案の書き方してしまうと、評価は低くなると考えられます。注意しましょう。f:id:rike-koumuinn-shiken:20180922002236j:plain

1.問題文の意図から逸れている答案

最も評価が低くなると考えらる答案が、このタイプの答案だと思います。

  • 問いの答えになっていない答案
  • 条件を満たしていない答案

順に簡単に説明します。

問いの答えになっていない答案とは、以下のような答案です。
問題文:「昨日の晩ごはんは、何を食べましたか?」
答案:「昨日の朝ごはんには、パンと目玉焼きをたべました。」

明らかに問題の答えになっていませんね。これくらい簡単な問題文だったら、誰も間違えないと思いますが、試験の問題文は長く、記述すべき項目に対しいくつか状況設定や条件設定をしてきます。

問いの答えになっていない答案とは、状況設定や条件設定を満たしているにも関わらず、問題文の根本の問いに答えていない答案と言い換えられます。

次の説明に移ります。

条件を満たしていない答案とは、以下のような答案です。
問題文:「昨日の晩ごはんは、何を食べましたか?
     解答には具材、調理法を含めて解答しなさい。」
 答案:「昨日の晩ごはんには、焼き魚とスープ、サラダを食べました。
    焼き魚はさんまで、スープには卵を具にいれました。
    サラダで食べた野菜はキャベツ、キュウリ、トマトです。」

この答案は、「晩ごはんに何を食べたか。」という問題文の問いに答えた答案になっています。この点に関しては問題ありません。問題文には答案を作成する際に、具材と調理法も含めて、解答せよとありますが、この答案では調理法について一切記述されていせん。そのため解答内容が不十分で、評価は低くなるでしょう。

条件を満たしていない答案とは問いに対する答えにはなっているものの、解答として不足のある答案と言い換えられます。

ご理解いただけたら改善策です。

改善策 

問題文を2回読む。その際に1回目と2回目で読み方を変える。
 1回目:条件設定を無視して、問題文の問いを読み取る。
 2回目:答案に含めるべき条件を全て読み取る

問題文を2回読み、1回目で問題文の問いを、2回目で条件を読み取るようにします。この際に、条件が多かったり、後々忘れてしまったりする場合は、問いと条件に分けて、問題用紙の空きスペースにメモしておき、答案作成中に時折見れば良いと思います

2.一般の人がわかるように記述されていない答案

国家一般職の場合、問題文には、一般の人にわかるように説明せよ。というような記述があるはずです。この記述があるということは、化学を専門としていない一般の人が読んでわからない答案は、評価しないということです。

どのような答案かというと、以下のような答案です。

  • 専門用語を説明なしで使っている答案
  • 説明はあっても専門用語ばかりで記述されている答案

改善策 
専門用語をできるだけ使わない。(特に解答で最重要でない部分)
ここぞ(解答中で重要な)というところで、専門用語の意味を説明し使用する。
 (複数あってもよいが多過ぎは✕)

一般の人が答案を読むと考えると、専門用語が多すぎる答案は重要なことがわからず、難しすぎて内容が頭に入らないため読む気がしなくなるはずです。

一方、適度に専門用語が使われた文章を読むと、専門用語が使われている部分は重要であると考えます。そのため、専門用語が使われた部分は、強調されその部分と専門用語が頭に強く残ります。

すなわち、適度に専門用語を使えば、専門用語が本来持つ、専門的な内容を簡潔に表現する機能に、重要な部分であることを強調する機能を加えることができます。その結果、専門用語を使った部分が重要であると、伝えることができます。この、強調機能を付加するためにも、重要でない部分ではできるだけ専門用語を避けることが必要です。

そして、この強調機能は記述試験の採点者にも伝わります。(一般の方に伝わるので、採点者が専門家でも伝わります。)

専門用語を使い過ぎると、強調機能は付加できません

これは、白玉だらけの中に赤玉を置くとその赤玉は目立ちますが、赤玉だらけのの中に赤玉を置いてもその赤玉は目立たないのと同じです。

3.まとめ

評価の低くなると考えられる答案とその改善策

 1問題文の意図から逸れている答案
        改善策
         問題文を2回読む。その際に1回目と2回目で読み方を変える。
           1回目:条件設定を無視して、問題文の問いを読み取る。
           2回目:答案に含めるべき条件を全て読み取る。
 2.一般の人がわかるように記述されていない答案
       改善策 
         専門用語をできるだけ使わない。(特に解答で最重要でない部分)
         ここぞ(解答中で重要な)というところで、専門用語の意味を説明し使用する。