本記事は、公務員試験(行政職、技術職関係なし)を受験される方向けに、一般教養試験で出題さる物理の勉強法とおすすめ書籍について紹介しています。
1.出題内容
公務員試験の一般教養試験で出題される物理は、基本的に高校物理レベルです。高校物理で習う問題が解ければほとんどの問題が解けます。
しかし、高校レベルの物理以外に、放射線物理に関する基礎問題も出題されます。(放射線に関する単位や放射線の利用に関する問題)この分野は個別に対策が必要です。
2.勉強法
勉強法に入る前に、物理は勉強すべき方と、すべきではない方に分かれます。
- 勉強すべき:高校物理を勉強したことある(理系、元理系)
- 勉強すべきでない:高校物理を勉強したことない(文系、理系生物選択)
高校レベルの物理を勉強したことがない方が、物理の勉強を一からすると時間がかかります。また公務員試験の一般教養で出題される物理は1問です。1問のために、時間をかけて勉強する必要はありません。本試験では適当にマークしましょう。
0.過去問分析
公務員試験の勉強で、最初にすべきことは過去問分析です。自分の受験する公務員試験で、問題のレベル、出題頻度の高い分野がないかを確認してみましょう。
過去問分析の重要性と方法については以下を参考にしてください。
1.書籍を用いた勉強
高校で物理を勉強した事がある方向けに説明します。
物理は、基本的に演習問題を解いて勉強しましょう。演習問題が記載された初書籍で勉強すべきです。物理の場合どんなに知識を詰め込んでも、手を動かして問題を解かなければできるようになりません。
高校物理の基礎知識を忘れている方は、演習問題を解きながら思い出しましょう。高校レベルの知識を勉強し直して演習に取り組むより、最初から演習問題を解きながら思い出した方が効率的です。(大学入試の問題ほど難しくないです。)
続いて、高校では学習しない放射線物理に関してです。放射線物理の出題は、放射線に関する単位の出題か、放射線の利用についてが多いと思います。これは、公務員試験勉強用の書籍で、放射線物理に関し簡単に記述がある書籍を購入して勉強しましょう。
3.おすすめの書籍
『新スーパー過去問ゼミ5 自然科学』
公務員試験の一般教養で出題される物理の勉強はこれに限ります。この本のおすすめポイントが、演習問題に公務員試験の過去問が使われている点です。演習問題として、公務員試験の過去問ほど優れた問題はありません。初見では解けなくてもよいので、解けるようになるまでやり直しましょう。
また、各章で演習問題の前に簡単な説明が書かれています。高校物理を忘れた方は、この部分を活用して、忘れた内容を思い出しましょう。
また、は放射線物理に関する記述や演習問題もあります。この部分の勉強で放射線物理の対策は十分です。
4.まとめ
- 物理は高校物理レベルの問題と放射線物理の基礎が出題
- 高校で物理を勉強した方は勉強
- 高校で物理を勉強していない方は捨てる
- 演習問題を解いて勉強