公務員試験や官庁訪問の面接では、語学力について聞かれることが多いです。そのため、語学力試験で良い結果を修めている場合は、アピールすべきでしょう。
1.アピールできるのは英語だけではない
語学力で一番アピールできるのは英語です。これは間違いありません。賛否両論はありますが、英語はほとんど世界の公用語扱いです。
しかし、英語以外の語学力もアピールポイントになります。例えば、日本にやってくる訪日外国人で多いのは韓国人や中国人です。そのため、英語以外の言語を使えることもアピールポイントになることがあります。英語以外の語学の勉強を頑張ったことがあるなら、アピールしてみましょう。
2.英語の試験はアピールできない点数がある
最初に注意すべきことは、英語の語学力試験では、アピールにならない点数、すなわち、言わない方が良い点数があります。それを示す表が以下です。以下の点数よりも下回るなら、面接試験で語学力を聞かれても言わない方が良いでしょう。また、面接カードなどの提出書類にも書かない方が良いです。逆にこれ以上なら、積極的にアピールしてください。
試験種 | 最低点 |
---|---|
TOEIC | 600点 |
TOEFL-ibt | 65点 |
IELTS | 5.5 |
英検 | 2級 |
TOEFL-ibt、TOEICに関しては、ほぼ日本人の平均点に近い値か少し上だと思います。そうは言っても、英語の語学力試験はできる人と、できない人の差が激しいです。平均点とは言ってもある程度勉強が必要な方が多いのではないでしょうか。
大学1~3年生で、公務員を目指す方は、時間があるので、チャレンジしてみてましょう。
3.英語力試験の結果がなくても何か返す
「語学力はどの程度ですか?」という質問に対して、英語の語学力試験で上記の表の結果以上の場合は、問題ないと思います。その点数を言えば、評価されます。
それでは、英語の語学力試験の結果が、上記を下回っている場合や、受験したことがない場合はどうすべきでしょうか?受験したことがない方は、「ない」とか「得意ではない」などと、消極的な答えは止めましょう。
語学力試験の結果が思わしくなかったり、試験を受験したことがなかったりしても、「簡単な英会話ならできる。」や、「大学では留学生と英語で会話している。」、「短期でも留学経験がある。」などと、伝えるべきです。
4.まとめ
- 英語以外の語学もアピールすべき
- 英語の試験ではある点数以下は言わない方がいい
- 試験の結果について話せなくても、ポジティブに返答する