公務員試験技術職(化学)勉強広場

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技術系の公務員試験の勉強法を紹介します。職種は技術職(化学)です。一般教養は行政と技術の区分なしで、専門試験は希少な化学を専門とする方の参考になれば。

なぜ国家?、なぜ地方?:公務員の面接対策

公務員試験を受験される方(行政職、技術職関係なし)向けに、面接や官公庁訪問で、よく聞かれる質問について紹介します。今回は「なぜ、国家公務員を志望するのですか?なぜ、地方公務員を志望するのですか?」という質問に対してです。

スーツを着た女性が両手を肩まで挙げた様子と文字

1.国家公務員と地方公務員の違い理解しておく

この質問に答えるためには、国家公務員と地方公務員の仕事の違いを十分にわかっておく必要があります。ここで簡単に説明すれば以下のようになります。

1.国家公務員

ここでは、国家総合職と国家一般職について説明します。

一言で言うと、国家公務員は国の運営に携わる仕事です。国の運営を行うためには、様々な役割が必要で、多くの府省があります。この府省のいずれかに、採用され、勤務することになります。基本的に勤務地は、各省庁や出先機関となります。しかし、近年府省の垣根を越えた人事交流、海外派遣(外国の政府機関や国際機関への派遣)なども、積極的に行われています。

国家総合職は、いずれの府省でも、政策の立案に関わることになり、若いうちから重要なポストを任されます。一方で、国家一般職では、政策をための事務作業や実際に政策等の運営に携わることになります。

2.地方公務員

地方公務員は各自治体運営を担当します。人本全国は多くの自治体があり、地理や気候、経済、観光、特産品、伝統などに基づいた様々な特色を有しています。このような自治体を切り盛りするとももに、住民がより快適な生活をおくるために、働くのが地方公務員の仕事です。

勘違いしていけないのは、言葉のイメージから、国家公務員が決めた政策を実行するのが、地方公務員と考えることです。確かに、国の政策に基づいて、地方公務員が仕事をする場合はあります。しかし、各自治体がその都市の特徴や住民生活を考えて、独自の政策などを実行します。

実際に、ゆるきゃらで有名な「くまモン」は国が定めた政策ではなく、九州新幹線の開通に伴って、熊本県をアピールしようとした、地方の政策の一環です。(ただ、全国のお茶の間で話題になるとは、思わなかったでしょう。)

2.犯してはいけないタブー

1.国家公務員志望者へ「地方は国の言いなりではない!」

面接官:「地方公務員ではなく、国家公務員を志望する理由は?」

受験者:「政策を決めるのは国家公務員で、地方公務員は言いなりだからです。」

上記の国家公務員と地方公務員の違いを読めば分かると思いますが、この答え方は絶対にだめですね。大きな勘違いをしています。地方公務員は国家公務員が定めた政策に従っているわけではありません。

確かに、国の定めた政策を実施するために、自治体レベルの調整をする仕事はありますが、暮らしやすい街づくりを行うこと、その地域の独自性を発揮していくことも地方公務員の重要な仕事です。このことが、分かっていれば、上記の答え方は公務員という仕事に対する調査不足を露呈している答え方だとわかるはずです。

2.地方公務員志望者へ「長い間世話になったかなんて関係ない!」

面接官:「国家公務員ではなく、〇〇の地方公務員を志望する理由は?」

受験者:「長らくお世話になった(出身が)〇〇に貢献したいと考えたからです。」

これは公務員に関して何も調査していない人の答えです。安易過ぎます。地元で働きたいという理由で地方公務員を志望するのはありだと思いまし、素晴らしいことだと思います。しかし、面接の場で述べる地方公務員を志望する理由としては不適です。面接官が採用したい受験者は、その地域にお世話になった(出身の)人ではないでしょう。

面接官が採用したいのは、その地方自治体のある地域の特色を知っていて、その特色を伸ばしたいという方や、対外的にアピールしたいという受験者でしょう。もしくは、その地域の弱みをなくす仕事がしたいという受験者も当てはまると思います。

このように書くと、自治体毎の特色は、志望する自治体にしかない課にしか特徴がないと思われるかもしれませんが、それは違います。どの自治体にもある、課であってもその自治体の特色は出ているはずです。それを指摘して、国家公務員でなく〇〇の地方公務員を志望する理由はと答えるといいでしょう。

3.答え含めると良いこと

「なぜ国家?、なぜ地方?」という問いに対する、良い答えには以下が含まれています。

  • 国家公務員と地方公務員の違いを理解
  • 志望する府省や自治体の特色は
  • 志望する府省や自治体で自分が何ををしたいか
  • 自分のしたいことが国家公務員or地方公務員にマッチしているか

上記の4点が含まれる答え方をすれば、この質問で他の受験者と差がつくことはないでしょう。これら4点を答えに含めるためには、リサーチが必要です。自分の興味がある府省や、地方自治体についてリサーチを行い、自分のしたいことを考えマッチするか考えてみましょう。

4.まとめ

  • 国家公務員と地方公務員の違いを理解
  • 志望する府省や自治体の特色
  • 自分がやりたいことと自治体府省はマッチしているか

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