本記事では、公務員を志望する方(行政職、技術職関係なし)が、内定を得るために注意すべきことを紹介します。
1.公務員内定者はバランス感覚に優れる
公務員の内定が貰える人に共通していることは、バランス感覚に優れていることです。公務員の内定者は、各段階で審査される能力を、バランス良く身に付けた人間です。
これは、公務員に限った話ではありません。民間企業でも同じで、就職希望者全員に求められる能力です。種々の資質が審査されていることを表した記事を発見しましたので、紹介します。
就活の時にすべきこと / 僕がうまくいかなかった理由 - 理系(生物系)の顛末記
カエルchさんの記事を読んでいただければ、様々な資質が審査されていることがわかっていただけると思います。
ちなみに、以下の記事によると、
生物系を専攻して1 就職するまで - 理系(生物系)の顛末記
当時カエルchさんは、最終的に大手食品会社に採用されたそうです。素晴らしいです。
2.選考では様々な観点から審査
公務員を志望する方は、公務員試験を受験すると思います。公務員試験は、筆記試験(一般教養、専門、記述)と面接に分かれます。地方公務員を志望する方は、これで終りですが、国家公務員を志望する方は、この後に官庁訪問があります。
このように、最終的に公務員として採用されるためには、数段階の選考を勝ち抜かなければなりません。そして、各段階の選考で要求されることは全く異なります。
- 筆記試験・・・基礎知識、努力、アウトプット、文章力
- 面接カード、履歴書・・・文章力、人柄、熱意
- 面接・・・人柄、コミュニケーション能力、熱意、身だしなみ、所作
- (官庁訪問・・・人柄、コミュニケーション能力、熱意、身だしなみ、所作)
上記以外にも各段階で求めらる能力はあると思います。これらを、バランス良く身に付けた人が、内定を貰えるのです。
3.筆記試験、面接対策を両方頑張る
バランス感覚の優れた人になるには、当たり前のことですが、筆記試験、面接対策の両方を頑張らないといけません。どちらか一方が欠ければ、合格できません。これも当たり前ですが。
筆記失敗しても面接頑張れば大丈夫、筆記で高得点取れたから、面接流すは、甘いです。両方で合格点を超えるための勉強をしましょう。
日程に関して言えば、確かに筆記試験の方が早く、合格しないと次の段階には進めません。だからとって、筆記試験の後になって、面接の対策を始めるでは遅いです。
理想は、筆記試験の前から、面接や官庁訪問について調べ対策を立てておくことです。しかし、ここまでできる方は、それほどいないでしょう。
最低限、筆記試験の勉強をしつつ、面接や官公庁訪問で聞かれる質問について書籍やネットを活用して調べ、自分なりの解答をぼんやりと作っておきましょう。(筆者もこのパターンでした。)
4.まとめ
- 公務員内定者は共通してバランス感覚に優れる
- 公務員の選考では様々な観点から審査
- 筆記、面接の両方を頑張る
- 面接対策は筆記試験の前からコツコツと