公務員試験技術職(化学)勉強広場

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技術系の公務員試験の勉強法を紹介します。職種は技術職(化学)です。一般教養は行政と技術の区分なしで、専門試験は希少な化学を専門とする方の参考になれば。

【技術系公務員(化学)】専門試験の勉強法:化学工学

本記事では、技術系公務員(理系)化学区分で受験される方向けに、専門試験対策として、化学工学の、勉強法とおすすめ書籍を紹介します。想定しているレベルは、国家一般職、地方上級レベルです。

化学区分で受験される方のための、専門試験の全体の勉強法は以下で紹介しています。

【関連記事】専門試験の勉強法:全体の流れ

化学工場

1.はじめに

まずは、化学工学の簡単な説明です。化学工学は、化学工業で製品を実際に作る際に、製造プロセスを最適化することを目的とした学問です。公務員試験で出題される化学工学の大まかな分野は以下です。

  • 流体
  • 伝熱
  • 物質分離
  • 調湿
  • 乾燥
  • 反応工学 等

化学工学は、一般化学ではほとんど触れないので、一から別に勉強する必要があります。また、化学工学の書籍を見てみてみるとわかりますが、化学工学は製造段階のプロセスの最適化を目的としているので、数学的処理が必要になります。化学工学の書籍を読みこなすには、大学レベルの数学的処理が必要です。

2.勉強開始時期

上記でも述べましたが、化学工学の勉強をする際、大学レベルの数学的処理が必要になる場合があります。ただし、公務員試験の問題では、大学レベルの数学を使わなくても解ける問題も多く出題されます。

大学1~2年生は微分方程式まで勉強を終えてから、(独学でも、講義でも問題ありません)化学工学の勉強を始めた方がいいと思います。3年生以降で初めても構いません。それまでに、他の分野の勉強を進めましょう。

大学3年生以上で、大学レベルの数学が苦手な方は、一度数学の復習をして勉強を始めるといいと思います。(忘れているだけなら、化学工学の勉強をしながら思い出すといいと思います。)

大学3年生以上で、微分方程式レベルがわかっている方は、すぐに化学工学の勉強を始めていいと思います。

3.勉強法

化学工学は他の化学の分野と、毛並が違うと感じる方も多いと思います。勉強法も他の分野とは異なり、地道に勉強していくしかないです。(地道に勉強することが、化学工学の効率的勉強法です。)

それでは詳しく説明していきます。

0.過去問分析

まずは、過去問分析を行いましょう。過去問分析の重要性と方法は以下を参考にして下さい。

公務員試験の勉強は過去問分析からすべき理由

専門試験(化学)の過去問分析の方法

化学工学の場合、勉強したことがある方は、問題の難易度の把握ができると思いますが、化学工学の初学者の場合、全く解けず理解できないと思います。過去問分析で問題の難易度が把握できなくても、焦る必要はありません。

ただし、問題の解き方やレベルはわからなくても、出題されやすい問題の分野は理解しておきましょう。ex) 流体が出題されやすい等

化学工学は、一度理解してからではないとわかりません。

1.化学工学の書籍で勉強と演習

化学工学の最も効率的な勉強法は、理論を理解して、問題に当てはめて解けるようになるまで練習することです。

化学工学は勉強して理解しないと何もできません。そこで、化学工学の書籍を買って読んで理解しましょう。その際に、各例題や演習問題は必ず解くようにしましょう。化学工学は理論だけわかっても、問題は解けません。理論や理論の途中で導かれる式を各問題の条件に当てはめることができて、初めて問題が解けます。

化学工学の勉強にかかる時間は人によります。化学工学の場合、時間はかかってもいいので、各単元毎に理解したら問題演習というサイクルを維持して、書籍を読み進めることを心がけましょう。何度も繰り返しますが、理解して演習を積むことが最も効率的な勉強法です。

4.おすすめの書籍

理論の勉強ができ演習が積めるおすすめ書籍

『ベーシック化学工学』

この本は、化学工学の理論を学べるとともに、演習も積むことが可能です。特に、随所に例題が配置されているため、問題を解くときに学習した理論を使う方法を習得できます。また、説明が初学者にも分かるように書かれていることも、おすすめポイントです。さらに、この本一冊で、化学工学の全分野が網羅できることも優れた点です。過去問分析の結果をもとに、出題傾向に沿った箇所の勉強をするようにしましょう。勉強にかける期間ですが、これは人によります。化学工学の場合、理解して演習を積むことが大切です。

5.まとめ

  • 化学工学の勉強には大学レベルの数学が必要
  • 微分方程式まで学んでから学習開始
  • 化学工学は理論を理解して演習を積むことを繰り返し勉強

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