公務員試験技術職(化学)勉強広場

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技術系の公務員試験の勉強法を紹介します。職種は技術職(化学)です。一般教養は行政と技術の区分なしで、専門試験は希少な化学を専門とする方の参考になれば。

【技術系公務員】専門試験の勉強法:工学に関する基礎

本記事では、技術系公務員(理系)を受験される方向けに、専門試験対策として、工学に関する基礎の、勉強法とおすすめ書籍を紹介します。

黒板に書かれた様々な数式や数学で使う図形

1.はじめに

技術系公務員試験の専門試験で出題される、工学に関する基礎では、高校レベルから、大学の1~2年レベルの数学・物理の問題が出題されます。工学の基礎は勉強すればできるようになる分野です。満点を目指しましょう。出題される問題数は、公務員試験の種類、職種によっても変わります。以下の表にわかる範囲でまとめています。

工学に関する基礎問題数の表
※地方公務員試験の場合、自治体により出題される問題数が異なるので、受験案内で確認する、入手可能なら過去問を確認する、自治体に問い合わせるなどして、各自確認してください。

2.勉強法

0.過去問の分析

一番最初にすべきことは、過去問の分析です。出題される過去問のレベルについて、分析してみましょう。過去問分析の重要性に関しては、以下をご覧ください。

公務員試験の勉強は過去問分から始めるべき4つの理由

1.書籍を用いた勉強

工学に関する基礎に関しては、この記事の下部で紹介するような、対策本が複数出版されています。まずは、1冊購入して勉強すると良いと思います。(特に時間のない方)

専門試験の勉強では、専門分野の勉強で忙しく、工学に関する基礎なんて勉強している暇がないという方が多いと思います。しかし、工学に関する基礎は、勉強すれば誰でもできる分野です。工学に関する基礎で得点を稼げれば、専門分野が多少できなくてもカバーできます。

また、工学に関する基礎の割合が多い公務員試験では、工学に関する基礎で、得点の土台を築けるかが、合否の鍵にもなるでしょう。

多く出題されない公務員試験でも、合否の分かれ目になる問題が、工学に関する基礎の問題ということも十分考えられます。(専門分野の難しい問題は、大部分の受験生が解けていません。そのため、合否を分ける問題になり得ません。)

3.おすすめの書籍

『技術系公務員試験 工学の基礎 攻略問題集』

一番おすすめの本がこちらです。対象としているのは、国家総合職、国家一般職、地方上級、労働基準家監督官Bを受験する方です。実際に出題された、過去問で演習を積む形式です。ここに挙げる3冊の中で、地方上級の問題が最も充実しています。(もちろん、国家公務員の問題も充実しています。他の2冊が、地方上級の問題が少ないだけです。)

この本の最大のおすすめポイントは、問題が重要度別に分かれている点です。重要度を3段階に分けているため、各単元の押さえるべきポイントがわかります。また、公務員試験まで時間のない方は、重要度の高い問題を選んで解くことで、全分野を簡単に勉強可能です。

構成としては、各単元ともに簡単な説明があり、例題が続きます。そして、最後に練習問題が記載されています。問題量は3冊の中で最も多く、演習にはもってこいです。しかも練習問題の解答は取り外せます。さらに、解説もとても丁寧です。

ただし、残念な部分があります。それはデザインです。練習問題が全て赤字で書かれています。なんで、赤字にしたんでしょうか。出版社の方が、見ていたら次の版からは、黒字にしてください。お願いします。

残念な部分はありますが、理系公務員対策の定番スー過去を抜いて、3冊の中で最も優れた本でしょう。

『技術系スーパー過去問ゼミ工学に関する基礎』

定番の本です。技術系公務員(理系)の試験勉強と言えば、スー過去みたいなところがあります。(筆者はこれで勉強しました。)対象は、国家総合職、国家一般職、地方上級、労働基準家監督官Bです。

この本の良い部分は、各単元ごとに、重要な問題が厳選されているところです。ただし、明らかに記述試験で出されたような問題も存在するので、見極めが必要です。また、問題によって難易度もバラバラなので、過去問分析で本試験の難易度を把握してから使い始めることをおすすめします。解けるようになるべき問題と、そうでない問題の区別ができるようになってから使いましょう。

構成としては、各単元ごとに簡単な説明があります。そして、その後すぐに、演習問題が続きます。問題数は少なめですが、この本を何度か繰り返し解くと実力はつくと思います。

『工学に関する基礎(数学・物理)の頻出問題』

技術系スー過去と同じように、有名な技術系公務員(理系)の試験対策に頻出問題シリーズです。頻出問題は専門試験の化学対策でもそうですが、すすめできる方とそうでない方に分かれます。

頻出問題に記載されている問題は、国家一般職や地方上級、労働基準監督官Bを受験される方にとって、難しすぎます。問題には国家Ⅱ種の過去問も記載されていますが、古くて現在の傾向には沿っていないと思います。

国家総合職を受験される方にとっては、上記の2冊よりも、難易度が高く、練習にはなると思います。しかし、まずは上記の2冊のどちらかで演習を積んでから、手をつけるべきだと思います。

最初にこの本で工学に関する基礎を勉強すべきではありません。上記2冊のどちらかで勉強して余裕のある方はこの本で勉強してみましょう。

4.まとめ

  • 工学に関する基礎は満点が目標
  • 過去問分析で受験する公務員試験で出題される問題数を確認
  • まずは対策用の書籍を1冊使って勉強

一般教養全般の勉強法

公務員試験の面接対策(全般)

【化学職】専門試験の勉強法:全体の流れ