公務員試験技術職(化学)勉強広場

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技術系の公務員試験の勉強法を紹介します。職種は技術職(化学)です。一般教養は行政と技術の区分なしで、専門試験は希少な化学を専門とする方の参考になれば。

【技術系公務員(化学)】専門試験の勉強法:有機化学

本記事では、技術系公務員(理系)を化学区分で受験される方向けに専門試験対策として、有機化学の、勉強法とおすすめ書籍を紹介します。想定しているレベルは、国家一般職、地方上級レベルです。

化学区分で受験される方のための、専門試験の全体の勉強法は以下で紹介しています。

【関連記事】専門試験の勉強法:全体の流れ

色素を溶かした溶液の後ろに構造式

1.はじめに

わからない方のために、有機化学の説明から。有機化学では、有機物の構造、性質、反応を取り扱います。高校の有機化学を、発展させた内容です。(高校よりは、圧倒的に難しいです。)また、一口に有機化学といっても、内容は幅広いです。

続いて、有機化学の勉強法を紹介します。

2.勉強法

ここでは、公務員試験向けの有機化学独学で勉強する方法を紹介します。大学の講義などで、有機化学の教科書を購入された方は、わかると思いますが、有機化学のテキストは分厚いです。これからも、分かるように、有機化学幅広い知識が求められます

一方、独学では効率的に勉強する必要があります。

分厚い教科書を最初から読んでいたら、有機化学だけで数か月かかります。非効率的です。分厚い本をメインにした勉強は、公務員試験の勉強という観点では不適です。(有機化学で食っていくなら読まないとだめですよ。)

そこで、おすすめの勉強法が、こちらです。

0.過去問の分析

まず、各分野の勉強をする前に過去問分析をしましょう。過去問分析についてご存じない方は、以下をご覧ください。

公務員試験の勉強でまず過去問分析が必要な4つの理由

技術系専門試験(化学)の過去問分析ですべき5つのこと

1.薄い書籍で知識の吸収

過去問の分析が終わったら、必要な基礎知識を効率的に身に付けましょう。

使用すべき書籍は、有機化学全分野の基礎知識を網羅した薄い書籍です。これを一度最後まで読み切りましょう。

目安としては毎日読んだ場合、1週間程度かかる速度で読みましょう。2週間以上かけ過ぎです。勉強時間のあまり取れない方は、自分に合ったペースで勉強してください。ただし、効率的に勉強することを常に意識しましょう。

※分厚い書籍は参考書として使いましょう。

2.演習書の活用

薄い書籍を読み終えたら、あとは演習です。演習を通して、基礎知識の定着新たな知識の吸収を行います。使用すべき演習書は、解説の充実した演習書です。
※分厚い演習書でなはない方がいいです。時間がかかりすぎて非効率的です。

使用法です。過去問の出題傾向、形式に沿った問題を何度も解きましょう。
演習書に載っている全ての問題を、解く必要はありません!

初見で解けなくて大丈夫です。最初はわかりません!!解説を読んで理解しましょう。

理解できたら、翌日以降で、もう一度同じ問題を解きましょう。この作業を、できるようになるまで繰り返します。

演習も毎日解いたとした場合、1 ~2週間程度かかる速度が目安です。効率的に学習しましょう。毎日勉強できない方は、自分に合ったペースで勉強してください。

また、演習書を用いた勉強を終えたら、スー過去化学で以前解けなかった問題が、解けるようになっているか、確認してみてもいいと思います。

3.有機化学を得点源に

ここまで終えれば、十分な気もしますが、有機化学を得点源にする工夫も記載しておきます。

この段階になると、必要なのは、苦手の克服詳細知識の吸収です。ここで、必要となるのが、分厚い有機化学の書籍です。 
※くどいですが、最初から分厚い書籍は読まないようにしましょう。

使用法としては、苦手な分野を勉強する際や、問題を解く際に、疑問に思ったことを調べる辞書代わりに使いましょう。
※決して最初のページから読もうと思ってはいけません。時間がかかるだけで非効率的です。

3.おすすめの書籍

有機化学の勉強に使用する、おすすめの書籍を紹介します。

基礎知識を勉強するためのおすすめの薄い書籍

『ビギナーズ 有機化学 第2版』

この本は、有機化学の全分野の基礎知識がわかりやすくまとめてあります。この本一冊で、有機化学の全分野の基礎知識を時間をかけず身に付けられます。毎日読めば、1週間程度で、読み切れる量です。1週間程度で、有機化学全般の基礎知識が身に付くので、有機化学の導入としては非常に優れていると思います。

『ベーシック有機化学

筆者は、有機化学の基礎知識を『ビギナーズ有機化学』で学びましたが、 『ビギナーズ有機化学』同様におすすめの書籍がこの本です。この本でも、有機化学全般の基礎知識がわかりやすくまとめられています。この本を読んだ後に、演習書を使って勉強すれば、良いと思います。この本も厚みはなく、毎日読めば、1週間程度で読むことができます。最初は、上の『ビギナーズ有機化学』かこの本のどちらかで、勉強すればよいでしょう。

おすすめの演習書

有機化学演習ー基礎から大学院入試まで』

この演習書の最大の魅力が、問題に対する解答だけでなく解説がしっかり記載されていることです。そのため、自力で取り組める演習書です。

また、各章の演習問題の前に、重要事項付随した例題が紹介されています。これが基礎知識の肉付けに役立ちます。薄い書籍では記載されていない知識も掲載されているので、ぜひ一読してから演習問題に挑戦してください。

国家一般職や地方上級レベルなら、全ての問題を解く必要はありません。過去問の出題傾向、形式、自分の苦手分野を考慮して、必要な箇所のみ解き実力をつけましょう。

さらに、地味にありがたいことが、解説が充実しているにも関わらず、サイズがB5サイズで厚みもないため、持ち運びに便利です。どこにでも持ち運べて、隙間時間に勉強できるので筆者も重宝しました。

辞書代わりに使うおすすめ書籍

『マクマリー有機化学 上中下』

化学系の大学生で知らない人はいませんね。持っている方も多いと思います。各分野、細かな内容まで網羅されています。(筆者も辞書代わりに見ていました。)公務員試験勉強の際の、辞書には最適です。最初から読むことはおすすめしません。

高分子化学のおすすめ書籍

『高分子材料化学』

有機化学の問題では、高分子化学の問題も出題されます。高分子化学は基礎的なことさえ覚えていれば、得点できます。この本一冊で、公務員試験に出題される高分子化学は網羅できます。厚みもないので、毎日読めば1週間で読み切れる量です。

4.まとめ

  • 薄い書籍で基礎知識を吸収
  • 演習書を活用して知識の定着
  • 得点源にするためには、分厚い書籍を辞書代わりに使用

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